北欧のファブリックデザインのブランド

北欧のテキスタイル

数年前から日本にもアツい北欧ブームが巻き起こっています。ノルディックという言葉もテレビや雑誌などのメディアだけでなく、街角でも囁かれるようになりました。それに伴い北欧関連のファブリックを扱うショップも人気を集めているようです。どのようなブランドがあるのか見ていきましょう。

北欧を代表するファブリックブランド

KUKS&KUTTNER(クックス&クットナー):エストニア

KUKS&KUTTNER(クックス&クットナー)は2013年に産声を上げた北欧ファブリックショップです。
このブランドはZIZIというエストニアの生地会社が母体となっています。
エストニアは北ヨーロッパに位置しており、バルト三国を構成する国のひとつとしても有名です。
KUKS&KUTTNER(クックス&クットナー)は、自国の特産物である麻をメインとしたファブリック製品のデザインから製造までをエストニア国内で行っています。
サラリとした手触りで風合い豊かな麻は長く日本でも愛されてきた素材です。
鮮やかな色彩が美しく、素朴なデザインのものを多く取り扱っているため、あらゆるお部屋のコーディネートにマッチすることでしょう。

Lapuan Kankurit(ラプアン カンクリ):フィンランド

Lapuan Kankurit(ラプアン カンクリ)はフィンランド語で「ラプアの織り手たち」を意味しています。
ラプアはフィンランドの北西部にある小さな町です。1973年に誕生したこのブランドは、代々その土地に受け継がれてきた自然素材である麻と、先代から伝わるファブリックの生産技術に深く根差していることが伺えます。
Lapuan Kankurit(ラプアン カンクリ)には世界中から多彩なデザイナーが集められ、北欧の新しい未来を創造し続けています。
日本国内にも40を超える店舗が存在し、その温かみのある色彩や、柔らかなデザインが多くの人気を集めています。
カラフルというよりは味わい深いナチュラルカラーを重視していると言ってもいいかもしれません。

Spira(スピラ):スウェーデン

Spira(スピラ)はレナ、スーザンという2人の女性デザイナーによって2002年に立ち上げられたスウェーデン生まれのブランドです。
自然を愛する心と女性らしい華やかなデザインがアイテムの随所に見られます。
北欧といえばナチュラルであったりシンプルであったりという印象を抱かれがちですが、Spira(スピラ)の場合は少し違います。
生地の空間を余すことなくダイナミックに描ききっているデザインや、様々な色のハーモニーが先進的な華やかさを演出しています。
ビビッドな強いカラーをも上手く使いこなし、優れたアートとしても高い評価を得ていることが分かります。
新しい北欧を作り出すファブリックブランドと言っても過言ではないかもしれません。

Spira(スピラ):スウェーデン

出典:www.etsy.com

Spira(スピラ):スウェーデン

出典:www.etsy.com