北欧スタイルの部屋に置きたい人気ブランドアイテム【キッチン編】

北欧スタイルの部屋には、やはり北欧スタイルの小物たちが似合いますが、アイテムの国籍は北欧に限りません。使いやすさとデザインの美しさの両立を追求すると、すべて北欧デザインとどこかで結びついてしまうからです。今回は国籍の異なる3つのアイテムを紹介します。

北欧デザインで人気のキッチンアイテム

マヤムー(フィンランド)のポットスタンド

マヤムーのポットスタンドは、白樺の木を曲げるだけで作られています。名建築家アルヴァ・アアルトの生誕100年デザイン・コンペで入賞した作品で、ヘルシンキのデザインミュージアムなどにも展示されています。シンプルながらユニークで美しい曲線のデザインで構成された独創性と、フックに掛けて好きな場所に片付けてしまえる機能性の両立は北欧デザインそのものです。1998年設立のマヤムー(majamoo)は、家具デザイナー、ヤニ・マルティカイネンがデザインを手がるデザイン会社です。軽量で強度がありユニークな曲線を描く、テーブル回りのプライウッド製品(成形合板、薄くシート状に削った板を交互に重ね合わせて熱圧力を掛けてつくる)をいくつも生み出しています。

マヤムー(フィンランド)のポットスタンド

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マヤムー(フィンランド)のポットスタンド

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マヤムー(フィンランド)のポットスタンド

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マヤムー(フィンランド)のポットスタンド

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メルシー(フランス)のペーパーバッグ

メルシーのペーパーバッグは、パリの人気セレクトショップ「Merci」も別注しているものです。特徴はこれもデザインのさりげなさです。「Le sac en papier」(「紙袋」)とフランス語でそのもののずばりの名称と、それに続いて素材などが記載されているだけのシンプルなデザイン。フランス生まれにもかかわらず、北欧デザインの部屋にも素直に溶け込んでしまいます。もちろん機能性も十分です。オーガニックペーパーを使用した二重構造になっていて内側はペーパークラフト製。結構丈夫です。ごみ箱として使ったり、小物を一時的に収納したり、いろいろと面白い使い方が考えられそうです。決してこれみよがしに部屋のインテリアの雰囲気を決めてしまうものではありません。しかし目立たないところまで、部屋を確実に北欧の雰囲気に染めてくれます。

白山陶器(日本)のテーブルウェア

白山陶器のテーブルウェアは、長崎県波佐見で生まれ日本の食卓で長年親しまれてきました。白山陶器のテーブルウェアの特徴は、和でも洋でも何でも出てくる現代日本の食生活にマッチした機能性と、その結果生まれたデザインの美しさです。日本の伝統的な陶器らしい、温か味もそこはかとなく漂っています。グッドデサイン賞やロングライフデザイン賞も受賞しています。白山陶器のテーブルウェアは、イッタラやアラビアやロールストランドなどといった北欧生まれのテーブルウェアたちと驚くほど雰囲気が似ています。どれも「使いやすさ」という共通する目的を追求した結果のなのでしょう。したがって、使い方やアレンジの仕方も北欧生まれの陶器と同じです。白山陶器と北欧生まれのテーブルウェアを混ぜてセッティングをしてもまったく違和感がありません。

白山陶器(日本)のテーブルウェア

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白山陶器(日本)のテーブルウェア

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白山陶器(日本)のテーブルウェア

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