北欧風のインテリアコーディネートは多くの注目を集めていますが、意外にも、日本の住まいや日本人のライフスタイルと相性がいいことも人気の理由のひとつのようです。今のリビングに少し北欧家具や北欧雑貨を取り入れるだけでできる簡単コーディネートについてご紹介します。
居心地の良さを重視したいリビングのコーディネート
家具は機能性よりデザイン性を重視
リビングは過ごす時間が最も長く、またお客様に見られることも多い場所です。リビングで目につく大きな家具にはテーブルやソファーの他に収納棚などがありますが、人目につくところに置く家具なので、収納量や機能性も大切だですが、あえてデザイン性重視で選ぶと部屋づくりが楽しくなります。
北欧調にまとめるなら白やナチュラル系のカラーを中心に取り入れるのが基本です。白やナチュラルは、シンプルで雑貨やその他の家具との相性がよく、観葉植物などを置いてもよく映えます。木目などを活かしたナチュラル系のデザインは癒しの効果もあるので、収納棚などにつかうと部屋全体が落ち着き、心地よい空間になりやすいです。
観葉植物や造花を活用した空間づくり
観葉植物をおくだけでも雰囲気が変わります。リビングに観葉植物を置くことで一気に北欧の雰囲気に近づきます。一つの目立つ観葉植物を置いてもいいですが、小さな鉢を棚やインテリアと合わせて置いても部屋の雰囲気がアップします。
家具と植物のコーディネート方法はさまざまですが、造花を活用する方法もあります。造花は100円ショップで手に入るもので十分です。部屋の雰囲気に関わる場所には本物の植物を置きたいですが、他人にあまり見せたくない部分をカモフラージュするなどの用途に造花は便利です。手入れも簡単なので、必要な時に必要な場所にさっと配置しましょう。
小物はまとめてコーディネートが基本
キャンドルなどの置物や雰囲気づくりのための雑貨は、バラバラに配置するよりも一カ所にまとめてコーディネートするとまとまりやすく雰囲気をつくることができます。小物は置く場所や置き方で雰囲気が良くも悪くもなるので、何をどのように飾るかを新調に決めたいものです。一番目立つ場所には大きめの絵や植物を飾り、細々した雑貨は飾り棚にまとめてコーディネートするなど、部屋のテイストにあわせて自分のお気に入りのコーディネートを試してみましょう。
間接照明やキャンドルで心地よさを演出
部屋のコーディネートをする上でも、実際の生活を考えても、照明はとても重要です。照明のセレクトや配置も考えたいです。たとえば、白色の電球ではなくオレンジ系の光の電球に変えるだけでも癒しの空間にチェンジすることができますし、間接照明やキャンドルを新たに購入して、飾り棚や、部屋のいろんなところに置くだけでも、インテリアとなって雰囲気を演出できます。
人気のキャンドルも最近は香りや形の種類も豊富にあるのでリビングの雰囲気に合わせて選びましょう。香りを選ぶポイントは、香水のようなつくられた香りではなく、自然の香りやシトラス系の香りなどを選ぶといいでしょう。照明や香りの演出は、来客された方々に注目されるので、いろいろと試しながら自分らしいスタイルを見つけたいですね。