一人暮らし女子に根強い人気のある北欧風インテリア。シンプルでナチュラルな家具たちが心地よい空間を生み出してくれるのが最大の魅力です。でも、シンプル&ナチュラルを選びすぎてしまい、単なる殺風景なお部屋になってしまった…という失敗談も。そこで今回は北欧風にするためのマストアイテム「ファブリック(インテリアに使用する布類のこと)」に注目して、一人暮らしのお部屋をあっという間に北欧風に変えてしまう3つの活用方をご紹介します。
「あっと言う間に北欧風」のファブリック活用方
ベッドカバー&シーツで一気に印象を替える
北欧風というとやはりシンプルさが特徴になるため、ファブリックも無地や落ち着いた色味を選びがちです。でも、実はファブリックにこそ元気がでる柄やカラーを選ぶのが大きなポイントなのです。ご存知のとおり、長い冬を家の中で過ごさなければならない北欧では、屋内にいながらも自然を感じることができるパターンが施されたテキスタイルが多く取り入れられています。部屋の中でも自然に囲まれていたいという北欧人の気持ちが表れているのです。
部屋の中で北欧ファブリックを取り入れるならベッドカバー&シーツがおすすめです。一人暮らしの部屋でベッドは最も大きい家具のうちのひとつです。ベッドのイメージを変えるだけでお部屋の印象も大きく変わるので、ここに北欧の雰囲気がでる柄を持ってくることでナチュラルでこなれた空間に仕上がります。
クッションでアクセントを加えるだけでオシャレ度アップ!
北欧家具の代表格といえばナチュラルな色味のソファです。ただ、白・グレー・ダークブルーなど、そのままだとどこか寂しげな印象になってしまうので、クッションで北欧柄をプラスしてみると華やぎます。クッションくらいの大きさであれば、ビビッドな色や大胆な柄を選んでも失敗することはありません。無難にソファと同系色の無地で揃えるより、むしろ鮮やかな差し色をクッションで足す方が北欧風インテリアにより馴染みますし、垢抜けた印象にもなります。また最近人気が再沸騰してきている北欧キャラクターなどを使っても印象がガラリと変わります。大人女子も満足できる落ち着いたキャラクターものがどんどん出てきているのでチェックしてみましょう。
カーテンのテキスタイルにもこだわろう
室内で一番広い面積をもつのは床と壁ですが、ここを変えるのは大変です。ところが、幸いなことに、大抵の日本の賃貸住宅のお部屋は白い壁とフローリングという北欧スタイルの基本を既に備えています。そこで次に注目するのはカーテンです。室内で大きな面積を占めるカーテンを変えれば部屋の雰囲気もグッと北欧イメージに近づきます。カーテン選びのポイントもクッションと同様、やはり無機質なものよりも有機的なデザインのものがおすすめです。北欧のテキスタイルといえば、花・木の実・動物・森・小鳥など自然を表したものが多いのですが、柔らかな色合いのものであれば柄が賑やかでもうるさくならずシンプルな家具とも調和がとれます。
北欧インテリアに必須の3つのファブリック、これさえ取り入れればかなり北欧の雰囲気に近づけられます。大型家具とは違い、気軽に雰囲気を変えられるのもうれしい点です。ぜひ、ファブリックに注目して、日々の暮らしに北欧テイストを取り入れてみてください。