北欧風の部屋にあうソファーをセレクトするポイント

北欧風のソファ

ソファーは部屋のインテリアコーディネートにおいて、とても大切な家具のひとつですが、デザイン性はもちろん機能性やサイズなど考えるポイントが多いので選択に迷ってしまうことがあります。ここでは、北欧スタイルの部屋をつくるという視点で考え、ラグなどの色合いや部屋全体の印象を踏まえたソファー選びのポイントを紹介します。

インテリアとしてのソファーの存在感を考える

シンプルなソファーならラグのカラーで遊ぶ

シンプルなデザインのソファーを希望するなら、ラグの材質や色に応じてソファーの色を選ぶと部屋全体の雰囲気に統一感が加えられます。ラグの色が薄い場合は、緑系統と合わせると自然の中で生きているような感覚を演出でき、部屋全体に落ち着きが生まれます。黄色系統を合わせれば、ソファーがラグの薄い色に対してのアクセントとなり、明るい雰囲気をつくり出せます。

ラグがグレーや黒などシックな色合いの場合は、赤を合わせるとソファーの存在感を際立たせることができてラグの色に負けません。一方、白を合わせれば、ラグとのコントラストを表現できるので、部屋を広く感じさせる効果が期待できます。ラグが茶やベージュ系統の場合は、ラグに存在感があるのでソファーも同一系統の色にすると統一感を生み出し、部屋の雰囲気を壊さずにすみます。

シンプルなソファーならラグのカラーで遊ぶ

出典:annabode.com

部屋の挿し色になるビタミンカラーのソファーもあり

子どもを含めて、家族全員が長く使うためのソファーを検討しているなら、元気な印象を与えられるビタミンカラーが良いでしょう。ビタミンカラーはそれ自体に存在感があるので、他の家具の色合いに負けません。そのため、部屋全体の挿し色としてソファーの存在を際立たせる効果があります。

ビタミンカラーの中でも、黄色系統は前向きで楽しい印象を与える色なので、わんぱくな子どもたち用としても使えますし、心理的に前向きになれる効果も期待できます。赤系統は元気や活力をイメージさせ、家族全員の明るい暮らしを印象付けられます。緑系統は健康的な雰囲気を演出させられるほか、黄色や青系統の家具と合わせれば部屋全体に清涼感を与えます。白もビタミンカラーのひとつで、オフホワイトのような薄い白ではなく濃い白を使うと部屋全体に高級感とゆとりが生まれます。

部屋の開放感を邪魔しない高さのソファーをセレクト

北欧スタイルでは生活の中にゆとりを感じさせたいので、部屋全体が窮屈な印象にならないようにソファーの高さにも注意を払います。高さを抑えて横幅を広めにとっているソファーは、空間を広く見せることができるので開放感を残せます。その上、ゆったりともたれられるので、安らぎと部屋の広さを同時に味わえます。ソファーに合わせて他の家具も低めに統一すると、より広さを感じられるでしょう。

ある程度の高さがほしい場合にはソファーが4本の足で支えられ、底面が床面に接地していないものを選ぶと窮屈さを軽減できます。ソファーの底部に20〜30cmほどの空間があるだけで、そこに空気の流れを感じられるので開放感の演出につながります。

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2016.05.26