北欧風の部屋をめざすなら置く棚のセレクトにも気を遣いたいです。基本的には木目調のシンプルなシェルフがなじみますが、それ意外に選択肢はないのでしょうか。いくつかパターンを考えてみましょう。
シンプル&ナチュラルの部屋になじませる
イチオシはやっぱり無地の木目調シェルフ
北欧風の部屋といえば、シンプルでナチュラルが基本です。その部屋にシェルフを置くのなら、やはりシンプルなものが基本になります。飾り棚ではなく、本棚のような収納を目的としたシェルフであればなおさらです。ナチュラルな木製でも、重々しいアンティーク調の家具は似合いません。また、シンプルで丈夫だからといってワイヤーシェルフのような金属製のものは、ナチュラルな北欧風のテイストにはなじみません。やはり、一番ぴったりと合うのはシンプルな木製、あるいは無地の木目調のオープンシェルフです。
また、シェルフの大きさも収納する物の量も必要最小限にすることもポイントです。自慢のコレクションがあったとしても、すべてを飾ってしまうと部屋の雰囲気が崩れます。少数精鋭主義であくまでもシンプルを貫きましょう。
存在感を出すなら木と鉄(アイロン)の組み合わせ
シンプルな木製が一番だとわかっていても、シェルフそのものに存在感をもたせたいと感じるかもしれません。その場合は鉄(アイロン)と木を組み合わせたシェルフを試してみましょう。100%金属製のシェルフは北欧風の部屋に似合いませんが、木と組み合わさったタイプであれば雰囲気が和らぎます。
アイロンの部分がデコラティブなシェルフも、小さなものならアンティークな雰囲気が漂って面白いかもしれません。でも、この素材の組み合わせでイチオシなのはシャビーシックなラダーラックです。ナチュラルなさりげなさと重厚な存在感が両立し、飾るものの種類を選びません。シンプルかつナチュラルで、あたたかみと洗練さが同居している北欧の家具でまとめた部屋にも、すんなりとなじんでくれます。
シャビーな白も北欧風にマッチ
アイロンと木の組み合わせのところで触れたように、シャビーシックも北欧風の部屋には案外インパクトを与えます。特に部屋の雰囲気がカントリー調に近いのなら完璧に調和するでしょう。色はもちろん白。他の色ではガーリーになり過ぎて北欧風にはなりません。
シャビーシックを北欧風に取り入れるのなら、思い切ってDIYに挑戦してみるのもおもしろいかも知れません。部屋全体をシャビーな雰囲気に仕上げると北欧家具との相性も良くなります。もちろんシェルフも無地の木のものをシャビーな白に塗装して。選び抜いた小物を並べると、それらが自己主張をはじめるでしょう。