キッチンを北欧風に演出するティーポットの選び方

ティーポットとカップ

その人のライフスタイルを表すキッチン雑貨。お気に入りが並んでいるだけで気分が上がります。シンプルなティーポットがひとつあれば、それだけで食卓は北欧風のオシャレ空間になりますが、もっと北欧に近づけたければ、本場のティーポットを思い切って使ってみてはどうでしょう。同じ北欧製のティーポットでも、メーカーやブランドによって個性が異なり食卓の雰囲気も異なってきます。代表的な北欧ブランドの特徴を紹介します。

食卓のコーディネートの味方になる北欧ブランド

シンプルな美しさが特徴、イッタラ

『イッタラ』のティーマのティーポットはシンプルです。無駄な装飾が一切ありません。その白さと無駄のなさは潔いとさえいえます。 「白いポットには何でもあう」とよく言われますが、ティーマのティーポットを使う際は、同じような傾向のシンプルな食器で食卓を統一するのがおすすめ。同じティーマの白のシリーズなら最高です。

その白さとシンプルさは、いろいろな料理を受け止める幅広さにもつながります。使うシーンを選ばないので、シリーズで揃える価値のある食器だと思います。もし白一色、形が一緒のお皿の食卓ではあまりに無機質すぎると考えるなら、同じイッタラのティーマの色違いで集めてみるのはどうでしょうか。形が同じであれば、色が異なっていても食卓の統一感はそのままに、おもちゃ箱を開いたような楽しさが増すでしょう。

高貴かつ華やか、ロイヤルコペンハーゲン

デンマークの国のひとつの文化財産ともいうべき『ロイヤルコペンハーゲン』は、北欧好きならだれでも憧れるブランドです。 この歴史あるロイヤルコペンハーゲンでも、白とブルーの手書きのシリーズ、すなわち「ブルー・フルーテッド」や「ブルー・フラワー」、そのバリエーションのシリーズならば、高貴さはそのままに一般家庭のアフタヌーン・ティーにも活躍するような包容力を持っています。特にどこか東洋的な印象を与える「ブルー・フルーテッド」なら、和風のおもてなしの中に並んでもまったく違和感がありません。きちんとしたおもてなしを引き立てるために、ロイヤルコペンハーゲンの白とブルーのシリーズは、大きな力を与えてくれます。

印象的な花柄が可愛い、マリメッコ

『マリメッコ』の華やかな花柄、なかでも有名なウニッコ柄は、どんな人が見ても「かわいい」と声を上げたくなります。しかもこの花柄、かわいいけれど、決して子どもっぽくない「大人かわいい」花柄なのです。 マリメッコのティーポットで飲む一杯の紅茶は、朝の時間を楽しくしてくれます。同じマリメッコの花柄マグを色違いで集めて毎朝雰囲気を変えてみたり、女子会の楽しい小道具にしてみたりするのも楽しいですね。しかもマリメッコは決してお高くとまった道具ではありません。ティーポットひとつあれば、ティーカップなどはありあわせのマグであっても機嫌よくテーブル上に納まり、素敵なコーディネートの主人公になってくれます。