テーブルを選ぶ際には、部屋の広さや他の家具との大きさのバランスを慎重に考える必要があります。また、インテリアへの影響やテーブル自体の機能も重要です。20世紀初頭に北欧家具に関してデザイン運動が起きており、その歴史を反映した北欧ヴィンテージテーブルも良いでしょう。
バランスが大切なテーブルのセレクト
部屋やチェアのサイズを考慮して選ぶ
テーブル選びの基本は、第一に部屋の広さに対してのサイズが適正かどうかです。
そして第二に、使っている(使うことを予定している)チェアのサイズとのバランスを考えます。
これらの問題をクリアしてはじめて、部屋のインテリアとの調和などの問題を考えるようにするべきでしょう。
これは北欧家具であるかないかに関係なくすべてのテーブルの選択に共通です。
なぜなら、特に第一の問題に関して、テーブルはショールームやカタログなどの写真で見たときは、実際に自分の部屋に入れたときより必ず小さく見えるからです。
実際に部屋にセッティングをすると、予想より大きく、最悪の場合は他の家具の邪魔になって困ることになってしまいます。
家具を選びにショールームに出かけるとき、通信販売のカタログやサイトをチェックするとき、このことだけは必ず肝に銘じてください。
もちろん第二の問題も重要ですが、第一の問題よりはずっと冷静に対処できるはずです
木の種類や必要な機能で選ぶ
北欧家具というとパイン材のものが連想されますが、もちろんすべての北欧家具がパイン材でできているのではありません。
北欧家具に使われることが多い代表的な木材は、水に強く特にデンマークの家具によく使われるチーク材、紫檀(したん)とも呼ばれる赤紫がかった木目の美しいローズウッド材、重厚で耐久性に優れているオーク材などです。
どの木材を使ったものでも同じような気がしますが、実際に部屋に入れると、素材の違いがインテリアに与える影響に驚くでしょう。
もちろんテーブルを使う目的はテーブルの選択に重要な項目です。
ごく普通の四角いテーブルや丸いテーブルの他に、折り畳み式や伸張式など、サイズを変えることができるテーブルもあります。
普段は夫婦二人でこぢんまりと使い、来客のときにはサイズを変えて大きくして使うといった使い方も可能なテーブルです。
ヴィンテージテーブルらなではの魅力で選ぶ
北欧家具の中でもビンテージのテーブルは渋い選択です。
ビンテージに共通の飴色の温かさを感じさせる木目は、決して飽きることがありません。
年月を経てきたものだけにしか伝えることのできない独特の魅力がインテリアにインパクトを与えます。
テーブルを含む北欧のビンテージ家具には、実はもう一つの特徴があります。
これらは「より使いやすく、より美しい日用品を」をスローガンに、20世紀初頭に起きたデザイン運動を経て生まれたものだということです。
北欧ビンテージ家具は、見た目の美しさだけでなく、使いやすさ、コストパふぉp-まんすの高さ、長期間の使用や修理に耐えるつくりなど現代にも通じる実用性を併せ持っています。